転機
鳥取の田舎から枚方に就職して結婚する時、大阪で親のように面倒を見ていただいた先輩から東照公(徳川家康)ご遺訓の色紙を頂戴しました。
皆様もよくご存じのとおり「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし、急ぐべからず・・・・・・」とあるこのご遺訓はあれから37回目の結婚記念日を迎えた現在も我が家の居間に掛けられています。
人生の大きな転機である結婚に至るまで、企業人・社会人として一人前にしていただいたことを感謝してその姿を目標にしているものの、とても遠く高い存在で及ぶべくもなく、自分が先輩の亡くなられた年齢になったいまも、誠実で陰日向のない言動と教えは、終生私の人生の模範です。
さて、私自身が民間企業へ就職し、業務や労働運動、地方議員など多くの経験を積ませていただいていることを振り返る時、周囲の方の大きな人生の転機があり、その人たちの転機とかかわりながら自分の人生が左右されてきました。
最近、悲惨な交通事故が多発して多くの皆様が突然命を落とされ、かかわりのある方たちが悲しみに暮れ、人生が突然変わってしまうような報道が多く、とても心が痛みます。
特に車や公共交通の運転業務などは、自分が他人の命を預かり、人生に大きくかかわっていること、直接・間接的に周りの方たちの人生まで大きく変えてしまう事を自覚していなければなりません。事故の予防、対応に政治の役割も求められます。
また、病気や天災など、予測の難しい出来事も起こりますが、そこにも政治の力を発揮していかねばなりません。
政治にかかわる私たちは、自分の言動が大きく人の人生に影響を及ぼすことを自覚するとともに、敵を定めて攻撃したり、不平・不満を煽るような我利我利の手法ではなく、真面目に働く人たちや行政に携わる公務員、そして行政監視する議員が相互に信頼して、課題に取り組み解決していけるような体制を目指して、財政難・少子高齢・人口減少・高失業社会という転機を克服し、誠実で、前向きな助け合い社会の実現に努力しなければならないと考えています。
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