「情理」

 意味を調べてみますと「人情と道理」となっています。
人に話したり説得するのによく「情理を尽くして・・・」と言いますが、相手は「道理」や「こうあるべきだ」と説明を受けて表面上は理解できても、こころが納得しない限り、 怒りや悲しみなどが解消されて納得することは少ないのではないでしょうか?
 いま、身近な関係や、まったく関係のない方々などが事件に巻き込まれて、突然不幸に見舞われることがたびたび報道されていますが、道理に適う考え方・行動、 人情あふれる家族・他人との関係など「倫理」「道理」「人情」も希薄になってきていると実感します。
 行動するにあたり、理性が失われて、感情を抑えることができず、事件の結果によって、初めて当事者が事の重大さを認識し、考え反省する、ひどい場合は、自分が起こしたことの重大さを認識できない事例も報告されています。
 起こった事件に立腹し、コメントしていても所詮は後追いで、犠牲者を出さない、巻き添えにならないためには、このような社会にいたった原因すなわち「要求・権利主張優先」から視点を移して、 家庭・地域・学校・行政等それぞれが「参加(画)型」の無償・義務・思いやりといった、情理にかなう社会を目指すための方策を考え実施することが大切と考えます。


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